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【API Memo】Sansan API 情報まとめ

様々なクラウドサービスのAPIについて触れて回るまとめ記事。

今回は名刺管理クラウドサービスのSansanです。

Sansan は最近パブリックなAPI ポータルを公開したので、より親しみやすくなったのではないかと思います。

docs.ap.sansan.com

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サービス・API 概要

公式サイトは以下から。

jp.sansan.com

APIに関する概要は以下からどうぞ。

API Check Point

API Check Point
サービスページ https://jp.sansan.com/
サービス提供形態(SaaS/PaaS/OnPremises) SaaS
APIエンドポイント https://api.sansan.com/v1.2
API ポータル / ドキュメント https://docs.ap.sansan.com/ja/openapi
トライアル有無 なし
SDK / Driver なし
サービスカテゴリ 名刺管理
APIプロバイダ Sansan
APIフォーラム/掲示 なし
SNS URL https://twitter.com/SansanJapan
認証モデル Token方式
利用規約のURL https://agreement.sansan.com/ja/rule/api.html
範囲(Public / Internal / Private) Public
API アーキテクチャ REST
サポートされているリクエスト形式 JSON, URI Query String / Read Only
サポートされている応答形式 JSON

所感

Sansan APIは現在以下の7種類のエンドポイントをサポートしています。

  • 名刺Set取得(期間指定)
  • 名刺Set取得(条件指定)
  • 名刺取得
  • 名刺画像取得
  • 名刺のタグSet取得
  • 人物取得
  • タグSet取得

注意したいのはすべてのエンドポイントがReadOnlyである点。

名刺画像を元に調整が加えられたデータであることを考えれば、致し方無い気もしますが、例えばAPIを通じて外部から画像をPostして、名刺データにするなどの使い方はできないので要注意です。

個人的に一番のユースケースとして考えられるのは、やはりCRMマーケティングなど、他のクラウドサービスへのデータ連携でしょうか。名刺という顧客の一次情報はどこのクラウドサービスも欲しいですよね。

認証方式は、管理画面からユーザー単位で発行できるAPI Keyを用いたToken方式です。

公式に展開している他社サービスとの連携はSalesforceとZapiar

jp-help.sansan.com

Salesforceは、Sansanの内部的に自動連携が組み込まれているので、使いやすい印象です。

Salesforce連携とは / ご利用可能な Salesforce エディションについて – Sansanサポートセンター

参考記事

Sansan APIをドライバー化:各種ツール・IDEから接続してみた