Morning Girl

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2021年 の活動棚卸しと 2022年 の方針をまとめてみる

あけましておめでとうございます!

年末年始は久しぶりに青森に帰省していたこともあり、すでに1月5日になってしまいました。

今年も恒例になりつつある、活動棚卸しと今年の方針をまとめてみたいと思います。4回目ともなると、具体性が出てきて大変良いですね。

kageura.hatenadiary.jp

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2021年 振り返り

Blog

それでは2021年を振り返ってみましょう! 去年の記事で宣言した通り、今年は完全に会社Blogにフォーカスするつもりでやってきました。

目標は200だったのですが、トータル「152記事」で「28%増」となりました。

1ヶ月16~17記事ペースはさすがに厳しかったですね・・・。一応このBlogの記事を含めると155記事になりますが、まあ誤差ですね。

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2021年だけで見てみると、こんな感じです。もう少しコンスタントに15記事/月で書けていれば良かったですが、なかなか難しいですね。モチベーションやネタ探しはあまり困った記憶は無いので、どちらかと言えば書く時間の捻出が課題のように感じます。

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とはいえ、個人的に嬉しかったのは、私以外の記事含めて、会社Blogが2021年締めでトータル700記事にも達したという点です! ビジネスにもつながっている感触がありますし、大変良いことです。

さすがに会社BlogのPVは公開できないですが、150%以上増加していたようです。素晴らしい。この調子で全メンバーで来年はトータル1000記事を目指したいところです。

個人的に2021年のトピックBlogはなんと言っても、Amazom Marketplace APIの解説でした。困っている人も多かったようなので、アクセス数も良く、役立ってくれたのかなと感じています。アメリカのメンバーからも質問が来たりするのが面白いです。

www.cdatablog.jp

また、今年は結構細かいAPI解説もちまちま書いていました。CData製品関係無く、APIを使っているとあるあるな引っかかりポイントを丁寧に調べて書いているのは自分のためにも良かったなーと思います。

www.cdatablog.jp

Web API Advent Calendar は今年も多くの方の協力を得ながら、なんとか全日程埋めることができました!ありがとうございます!

qiita.com

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ただ、予約投稿ツイートがされなくなったせいか、いまいち盛り上がりに欠けたかな・・・というのが難しいところでした。

TwitterSNS

SNS、特にTwitterは控えめになりましたね。API関連のツイートだけ取り出してみると、1142ツイートと去年から450ほど減になりました。というか、2020年多すぎな?

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そこまで意識的にやっていたわけでもないので、ちょっとむずかしいところですね。

ただ、今年は新しい取り組みとして、API系のニュースを自動で収集し、Blogで公開する仕組みを初めていました。

webapiholic.hatenadiary.jp

自動でツイートまでするようにしたものの、よくよく考えると自分に通知が来るわけではないので、あまり見る習慣には繋がらなかったのが、ネックでしたね・・・。

とはいえ、最終的にAPI Newsとしてまとめる際のデータソースにできたので、とりあえず最初の取り組みとしては満足でした。

www.cdatablog.jp

このあたりは2022年改善の余地ありですね。

API検証関係

今年もたくさんのAPIを検証しました。去年と同じようにPostman Collectionの数で比較しようと思ったのですが、去年138で今年140となぜかあまり変わっていない・・・? 不要なCollectionを整理した気もするので、ちょっと比較が難しかったですね・・・。

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ちなみに CData 絡みで公開したものを主にピックアップすると、23種類ありました。

  • SmartHR
  • HRBC
  • Misoca
  • 請求管理ロボ
  • ジョブカン経費精算
  • ロジクラ
  • NotePM
  • MakeLeaps
  • Base
  • Chatwork
  • esa.io
  • IEYASU
  • KING OF TIME
  • Makerise Cloud
  • ユビレジ
  • 会計freee
  • freee人事労務
  • freeeプロジェクト管理
  • freeeスマート受発注
  • Zoho Marketing Hub
  • Wagby
  • PolarTeamPro
  • Yahoo DS

また、API検証とは別に、iPaaSやノーコード開発ツールでAPIを使う検証もかなり色々とやっていました。20ツール・サービスほどBlogで公開しています。この辺の取り組みが増えた気もしますが、ちょっと去年と比較材料が無いので、感触だけ。

ただ、どんどんこのあたりのサービスは増えていく感じがありますね。

  • OpenOffice Base
  • クラウドベースのセルフサービスBIプラットフォーム Holistics
  • Web帳票ツール PrintStream
  • 国産iPaaS BizteX Connect
  • iPaaS SnapLogic
  • ローコードアプリ開発プラットフォーム OutSystems
  • ノーコードツール Adalo
  • データプレパレーションサービス Zoho DataPrep
  • ノーコード開発ツール Unifinity
  • オープンソースのBIツール Metabase
  • 全文検索・情報活用システム QuickSolution
  • オープンソースのBIツール Redash
  • オープンソースのデータ可視化ツール Grafana
  • ローコードアプリ開発プラットフォーム Retool
  • 国産RPA WinActor
  • ノーコードアプリプラットフォーム Unqork
  • クラウドRPA Coopel
  • CSA Data Uploader
  • Power Automate Desktop
  • 企業内検索エンジンサービスの Neuron

会社関係無く、個人的なAPI連携開発は今年あまりできませんでしたが、一つSDKの開発を行っていたりするので、公開を目標にするわけではないものの、ゆっくり進めていきたいなーと思っています。

コミュニティ・勉強会・セミナー等

コミュニティ関係はあまり無理せず、ゆるふわーに進めました。会社関係含めて6個くらい登壇したみたいです。

主なスライドは以下の通り。

Web API LT会①

speakerdeck.com

Web API LT会②

speakerdeck.com

はじめてのIT勉強会

speakerdeck.com

Burikaigi 2021

speakerdeck.com

JJUG CCC Fall 2021

speakerdeck.com

とはいえ、今回個人的に重要だったのは、「はじめてのIT勉強会」「Burikaigi 2021」と「JJUG CCC Fall 2021」の発表です。

構成力・文章力そのものを養うこと&コンテンツをスライド・登壇・記事に展開するというゴールがあり、内部では記事ファーストで中身を作り、スライドは最後に作るというアプローチで進めていました。

www.cdatablog.jp

www.cdatablog.jp

www.cdatablog.jp

ざっとした流れは「コンセプト・キーメッセージ固め」→「情報収集」→「ドラフト」→「内部レビュー」→「記事初稿」→「推敲・セカンドレビュー」→「スライド」→「全体調整」という感じです。

感触としては、話す内容の密度・解像度があがったので、とても良い試みだったなと思います。文章にするとスライドのイメージで誤魔化すことができないですしね。

ただ、「文章として良いもの」と「スライドとして話しやすいもの」はまたちょっと違うなー、と感じたのは難しい点でした。

年に何回もできるものではないがですが、来年もこの形の取り組みは継続していきたいところです。

プログラミング

業務的にはテクニカルサポートサイドの人間なので、がっつり開発~、みたいなことはあまり無いのですが、それでもコミットログやデバッグソースコードを追いかけることは多々あるので、もうちょっと腰を据えて、Java周りのベースや個人的に興味があったGo言語を取り組みたいと常々思っていました。

C#の経験から雰囲気でJavaをやっていたところが多々あるので・・・)

そんな時、以下の記事の影響を受けて、2分間コーディングを始めました!

blog-jp.richardimaoka.net

とりあえず個人的な興味と目的があったので「Go」を「MS Learn」で始めましたが

docs.microsoft.com

なんとか続けていたものの、仕事が忙しくなったり、家庭を優先しているとなかなか厳しいなーというのが正直なところでした・・・。

しかし、今年一番良かった本「独学大全」で取り組み方を見直し!

amzn.to

とは言っても、やったことは寝る時間を1時間前倒しで11時就寝・6時30分起床にして、朝の時間で英語+プログラミングをするスタイルにしただけですが、これが効果抜群でした。

Githubの草状況を見ると、もろに変化が見えますね。Javaに取り組んでいた時期がスタイル見直し後です。

github.com

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ちなみに基本的な取り組み方は本を読みながらの写経ですが、工夫してよかったのが、「写経対象のテストコードを全部書く」というスタイルをとったことですね。以下の例では、本のチャプター毎にテストを書いています。

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簡単な標準ライブラリの検証だけであれば、テストコードのみで済ませることもありますが、やったことの見える化はもちろん、標準ライブラリでも想定される結果を最初から意識することにつながったのがまた良かったですね。

最近はとりあえず1冊本をコンプリートしたので、一旦写経は離れてし、Wiremockの使い方を検証したり、Withings APIのライブラリを作ったりしていて、幅が出てきました。もちろん、すべてテストコードベースで書いていて、良い傾向です。

wiremock.org

developer.withings.com

英語

英語はひたすらiKnowをやり続けました。Duolingo をやり遂げて、完全に朝の習慣化できたのがとても良かったですね。

iknow.jp

最初は初中級の英会話マスターコースを攻めていましたが、6月ぐらいでちょっとアプローチがふんわりしてきたなと思い、満を持してTOIECテストとiKnow TOIECコースに挑戦してみることにしました。

まずは現状把握ということで、9月頃あまり対策は何もせずにさらでフラットに一度受けてみました。Listening 315点・Reading 165点・トータル 480点という結果でした。

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もともと英語力がまったくない人間なので、この点数とiKnowのコースをベースに、まずはざっくりとしたスケジュールを組み立ててみました。

6月までiKnowをやった感触から「1日あたり:11.16アイテム→30分・3セッション・新規6アイテム」が現実的かなーというところ。

TOIECシリーズは800点を目標とした場合、単純計算で「合計 2232 アイテム」をこなす必要があります。

  • シリーズ1 470点:780 アイテム
  • シリーズ2 600点:802 アイテム
  • シリーズ3 800点:650 アイテム

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新規6アイテムペースでいけば、372日で全ステージクリアですが、復習期間や躓きを含めると、まあそうは問屋がおろさないと思うので、+35%ほど、500日くらい目標でいきます。

9月11日時点で470点コースが 「459/780」、11月でコースクリアしたので悪くないペースです。600点コースを5ヶ月分として、4月までに600点コースクリアできるといいな? でも、難しくなってきたので、どうなるか。

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一応一日30分ペースでやっていますが、調べたりする時間を含めると、iKnowの実行時間では20分が現実的なところ。データを取ってみると、以下のような感じで集計が取れました。今年は5577分・92時間ほど勉強していたみたいです。でも、1日あたり15分くらいになっちゃいますね。これをもうちょっと伸ばすのが来年の目標にもなりそうです。

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ちなみにこのデータはiKnowのレポート画面で叩いているAPIを採取して、表示してみました。

iknow.jp/api/users/XXXXXXXX/study_results.json?since=2021-01-01&until=2021-12-31&v=2&api_key=XXXXX&oauth_token=XXXXXX」という感じで範囲指定で学習レポートのJSONデータが取得できます。

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運動

運動は思ってた以上に頑張っていたらしいです。ヘルスケアのアクティビティで年単位の変化が見れたので表示してみました。

2020年1月からヨガを初めて、最初は週1運動していればいいかなーレベルだったのが、2020年後半から継続的に実施できるようになり、2021年は毎月目標を達成しているようでした。素晴らしい(自画自賛

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オンラインヨガは週1回なので、どうしてもそれだけでは満足な運動にはならないですが、その週1の予定が必ず入ることで、普段の運動スタイルにも繋げていくことができたなーという感じです。

ちなみに体重は年初が81キロで目標が70キロだったのですが、引き続きあまり目標は意識しすぎずにやったせいか、あまり変化はありませんでした。長年使っていたTANITAの体重計があまり調子が良くなかったせいもあります。以下はTANITAのBodymanagerの結果ですが、2月で止まっていますね・・・。

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ただ、一念発起してWithings の体重計に切り替えて、年末図り直してみたら、なんとまあ体脂肪が20%を切って17.4%になっていましたね! 体重はあまり変わらなかったものの、ここに大きな変化があったみたいです。(TANITAとWithingsで測定方法が違っていたら悲しいですが、たしかに落ちた気はします。)

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2022年の方針

Blog

Blogは今年も変わらず、会社Blogに力を入れていきます。目標は変わらず200記事としておいて、もう少しうまく取り組み時間を捻出することが目下の課題感です。仕事初めから意識してみましょう。

また、最近カオスマップで公開されているツール・API連携サービスが数多く見かけるので、このあたりをうまく触ってみて、その感触をBlog化していくのが当面の目標です。今年20ツールだったので、40ツールが目標かな?

no-coders-japan.org

TwitterSNS

TwitterSNS系は相変わらずのペースで進めます。工夫点としては、意外とAPI Newsの棚卸しが良かったので、ここをもう少し自分がちゃんと見るように仕組み化していくところですね。自分のTwitterだけでなく、会社のMS Teamsにも流そうかなーと思っていたり。

API検証関係

Blogに関連しているのであまり触れませんが、新しいAPIを触るというよりは既存のAPIの理解を深める方向かなと思っています。

探すのが難しくなってきましたが、今度は国内外問わずで、また今年も20本くらい検証記事は公開したいなというところ。

個人活動としては、SDKを一本公開まで持っていきたいところです。

コミュニティ・勉強会・セミナー等

ここもあまり変わらず、ゆるゆると行きます。オフライン開催が増えても、仕事関係が強いもの以外は家庭優先であまり参加しないかなーと思っています。

とはいえ、大きなセッションは1つ2つ取り組みたいですね。2021年と同じように文章化ファーストで作り上げるアプローチを改めて行いたいなと考えています。

プログラミング

Blog以外で力を入れるのはここの領域ですね。目下Withings APIの連携に大変楽しく取り組んでいますが、写経したいものが色々と溜まっています。

amzn.to

amzn.to

amzn.to

また、実務的にはJVMおよびそこからCPU・メモリ管理部分の低レイヤーにももう少し力を入れたいところ。とはいえ、どう学ぶのか? どう本やコンテンツを見繕うのか? を整理するところから開始しないといけないかなと思っていますので、まずは年初そこを整理しますかね。

英語

英語は前述の通り、ひたすらiKnowをやりつつ、1年後TOIECにどんな変化が見られるか、計測してみます。とはいえあまり目標には縛られず、継続的に。どちらかと言えば、学習時間を iKnowベースで20分以上/日 は維持できるようにしたいかなー。

これとは別にiKnowに飽きてくる感じもあるので、英語のハノンという本にも取り組んでみようと思っています。英文法の構造理解からそれによるReadingが弱い感じがあるので、そこを補えそうという狙いです。

amzn.to

運動

運動は引き続きヨガをやっていくのですが、年末にやったボルダリングも面白かったので、取り入れたいと思っています。

なぜなら、懸垂ができるようになるという目標がまだ達成できていないから・・・。

しかし、懸垂ができるようになるなら、やはりもうちょっと体重を落としたいところ。新しい体重計も買ったし、引き続き70キロを目指して減量目線で取り組んでいきたいと思っています。

それとは別に新しく2点取り組みを開始。

1つ目は姿勢改善による腰痛対策。ヨガでだいぶ緩和していますが、まだまだ改善の余地ありですね。まずは計測ということで JINS MEMEを購入しました。下を向いている時間を可視化して、意識をかけていきたいところです。

さらに、Withings の体重計が良かったので、以前から気になっていた Sleep Tracking Matで睡眠状況を計測してみます。眠りが浅い感じは以前からあったものの、どちらかと言えばイビキをなんとかしたいので、これで計測しつつ改善に向けて取り組んでいきたいところ。(まずは耳鼻科に行って、いびきと睡眠時無呼吸症候群の診察かなー)

おわりに

今回は色々と書いていたら、すごい量になりました。

しかし、何よりも良かったのは、「継続は力なり」を痛感した1年だったということですね。そして、それがちゃんと数字で計測できて、かつ改善されている・良くなっているのが見えるようになったというのが、とても嬉しいところです。

そういう意味では、前述の独学大全にもすごく良い影響をもらった1年だったと思います。

amzn.to

「日々BIツール大事!」とか言っていますが、日常生活においても、この計測・可視化・改善・アクションのフィードバックサイクルの大切さを実感します。

また、2021年は「家族と過ごす時間を増やす」ということに重点を置いていたので、より取り組み方の工夫が大事な1年だったと思うのですが、満点では無いにしろ、時間をうまく見繕って取り組めたのかなと思います。

2022年もこの継続力を大事にしていくことが、なにはともあれ目下の目標です。

今年もよろしくおねがいします。