Microsoft MVP更新の季節。CData Excel Add-Inを使って、Twitter での活動情報をさくっと可視化してみる
Microsoft MVP 更新の季節がやってまいりました。
昨年から Microsoft MVP の更新スケジュールが代わって、年度末である3月に統一されましたね。
Microsoft MVPの申請・更新には日々どのような形でコミュニティに貢献したかどうかを数値化、文書化して貢献度を可視化する必要があります。
昨今ですと、Twittter や FacebookなどSNSでの活動状況も入力するシチュエーションがあるかと思います。
ただ、ちまちまと記録をさかのぼって、集計するのもなかなか骨が折れる作業ですね・・・。
そこで、そんな面倒な作業を CData Excel-Addinを使って、Excel上でさくっと集計・可視化する方法を紹介します。
Microsoft MVP 向け CData ツール・ドライバーの無償提供
ちなみに、通常 CData Driver は有償のツールなのですが、Microsoft MVP向けには個人利用の範囲で無償のライセンスを提供しています!
以下のURLから申請することが可能ですので、是非申し込んでみてください。
https://www.cdata.com/jp/community/mvp/
私のTwitterやFacebookに直接ご質問頂いても大丈夫です。
ちなみに、今回はTwitterですが、FacebookやInstagram、Youtube、Wordpress などのExcel Add-inもあるので、そちらも集計することが可能です。
必要なもの
・Twitter アカウント
・Twitter ClientID・ClientSecret・AccessToken・AccessTokenSecert
実施手順
それでは具体的な実施手順を説明していきます。
Twitter アプリ登録・認証用情報の取得
まず CData Excel Add-inを通じて Twitter APIにアクセスするために、Twitter APIアクセスに必要な各種情報を入手します。
詳しい入手方法は以前私がBlogにしたためているので、参考にしてみてください。若干UIが変わっていますが、大筋は同じです。
CData Twitter Excel-Addinのダウンロード・インストール
次に、CData Twitter Excel-Addinを入手します。
以下からトライアル、もしくはMVP用のライセンスがあればそれを使って、ダウンロードし、セットアップしておいてください。
https://www.cdata.com/jp/drivers/twitter/excel/
セットアップは特に難しい設定はありません。
そのまま次へ次へと進めていくだけでインストールが完了します。
CData Twitter Excel-Addin の 接続設定
インストールが完了するとこのようにExcelにCData タブが追加され、アドインを利用できるようになります。
それでは、実際に接続をしてみましょう。「取得元Twitter」をクリックして、接続画面を表示します。
表示された接続プロパティ画面に、事前に取得しておいた「ClientID・ClientSecret・AccessToken・AccessTokenSecert」を入力します。
OKをクリックして、接続テストを行い、以下のように「サーバーに接続できました」というメッセージが表示されれば、OKです。
CData Excel Add-inでは、SQLベースでTwitterのデータが取得できるようになっています。
SQLを知らなくとも、Twitter データがテーブルやビュー・カラムの構造になっているので、かなり直感的にTwitterのデータが取得できると思います。
今回は自分自身のツイートデータを取得したいので「Tweets」テーブルを選択します。
そして、下のSQL入力フォームに、各種条件のSQLを記述します。
例えば今回私はDynamics のデータを取得したいので、「[From_User_Screen_Name] = 'sugimomoto'」で私のツイートの絞り込み、「Text Like '%Dynamics%'」で Dynamics に部分一致の指定を行います。
SELECT * FROM [CData].[Twitter].[Tweets] WHERE [From_User_Screen_Name] = 'sugimomoto' and Text Like '%Dynamics%'
入力完了後、OKをクリックすれば
このように過去に私がDynamics についてつぶやいたツイートの一覧が取得できます!
あとはピボットテーブルで、IDの合計でツイート数、Favorite_CountとりRetweet_Countを取得すればOKですね。
(私の今年度の Dynamics ツイート少ないな・・・orz)
注意事項
Twitterの無償APIは最新のものから最大3200件までしか、ユーザータイムラインのツイートを取得できません。
上記出力結果は3200件のデータを裏で取得して、そのなかの Dynamics が含まれているキーワードだけ算出しています。
1年間に3200ツイート、1ヶ月260ツイートくらいまでが取得の目処になるので、Twitter中毒の方は要注意。4半期に1回とかやっておくといいかもしれないですね。
有償のAPIを使えば、もっと柔軟に取得できますが、なかなかお高いです・・・。(最低1万円はくだらない。)
終わりに
いかがでしたでしょうか!
今回はTwitter データだけでしたが、前述の通り他にもFacebookやInstagram、YoutubeなどのDriverもあるので、是非各種Driverでも試してもらえればと思います。
何かわからないこと、こんなことできないの? みたいなご質問があれば、TwitterかFacebookでお気軽にどうぞー。