【API Memo】MySQLやPostgreSQLへGraphQLインターフェースを提供するPrismaが$4.5Mのシードを獲得
MySQLやPostgreSQLからGraphQLインターフェイスを提供するPrismaというサービスが各エンジェル投資家などから、$4.5Mのシードを獲得したとのこと。 jp.techcrunch.com
この記事で初めてPrismaというプロダクトをしりました。
Prismaの公式サイトは以下から。
Prismaの公式プレスリリースはこちら。
GraphQLといえば、Facebookが主導となって進めている、クライアントサイドとの親和性が高いWeb APIの新しい仕様ですが、そのGraphQLを専門としてビジネスをしているのがとても面白いですね。
製品のGraphQLインターフェース生成機能アプローチとしては2種類
さらにPrismaの大きな特徴としては、対応データベースの種類ですね。
現在の対応データベースはMySQLとPostgreSQLですが、今後MongoやDynamo、Cassandraにも対応するらしいです。
(個人的に、まだちゃんとリリースされているものがMySQLやPostgreSQLだけにもかかわらず、あたかも多様なデータベースに接続できるよ!と謳っているのが面白い。)
なお、Prismaのベース製品はオープンソースですが、Prisma EnterpriseとPrisma Cloudという製品が有料で提供されているようです。
現状では、従来からのオープンソース製品に加えて、セキュリティを強化したPrisma Enterprise(コンプライアンス、アクセスコントロール、オーディットロギングなど)と、コラボレーションでデータベース管理を容易にするPrisma Cloudがある。
日本でもいくつか触れている記事がありました。
GraphQLはFacbeookとGithub、日本ではオープンAPIというよりもアプリ内部のAPIとしての利用がぽつぽつと始まってきた印象ですが、こういうプロジェクトが脚光を浴びてくると、今後にいろいろと期待が出てきますね。
一回触ってみないとなー。