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【API Memo】Github が新しいAPI、Checks APIをリリース

Githubが新しいAPI、Checks APIをリリースしましたね!

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私がニュースを知ったのは、Sankei Bizでしたが

www.sankeibiz.jp

Github公式のプレスリリースはこちら。

blog.github.com

機能としては、ビルド結果の成功・失敗だけでなく、詳細なエラーメッセージも含めて、API経由で取得できるようになり、そのビルド結果に応じたネクストアクションが取りやすくなるAPIとのこと。

従来はインテグレーション実施後にビルドの成功/失敗ステータスだけがGitHubユーザーインターフェース上に表示されていましたが、Checks APIの導入によりステータスの詳細が表示され、必要に応じてビルドプロセスの再実行もGitHubユーザーインターフェイス内で完結できるようになりました。

Checks API のリファレンスは以下から。

Checks | GitHub Developer Guide

実際の使い方については、この公式Blog 記事がわかりやすそう。

New Checks API public beta | GitHub Developer Guide

所感

個人的にこのプレスリリースで興味を引かれたのは「Microsoft Visual Studio App CenterやOutlookとの連携」のプレスリリースも同時に打っていること。

www.publickey1.jp

APIの公開しましたー、ユースケースこうですー、だけでなく、すでにGithubのエコシステムとしてどのようにサードパーティに使用してもらっているのか? というところまでセットでリリースしているのがすごいなぁと。

実際の公式Blogのプレスリリースでも以下のように述べられていますね。

本日の発表は始まりに過ぎません。 私たちは、アプリケーションのオープンエコシステムに簡単にアクセスできるようにすることで、迅速かつ柔軟性の高いワークフローを作り出し、最も重要な業務に集中できるようになると考えています。みなさんがGitHubを最大限に活用し、GitHubプラットフォームとシームレスに機能する有益でパワフルなツールを構築できるよう、これからもさまざまな方法を提供していきます。

実際のエンドユーザーはAPIを直接触ることなく、他のツールを通じて恩恵に預かれるという点でも、これはかなり真っ当なAPIプレスリリースの一つだと思います。