【Dynamics 365】【勉強会】Web APIって何? とDynamics 365のWeb APIについて
最近、社内でODataとRESTって何が違うの? という質問がありました。
主にDynamics 365 のWeb APIエンドポイントの話なんですが、Dynamics 365のSDKが結構充実しているせいか、あんまりその辺に詳しくなくても、なんとかプログラミングはできてしまいます。
ただ、最近のWeb APIの流れを見ていると、今後避けては通れない部分だろうなーというのと
新人向けにWeb APIとはなんぞや? って、一度話をしておいたほうがいいんじゃないか? というところで、
社内の個人主催勉強会で色々とお話してみました。
発表資料
www.slideshare.net
Web APIとはなんぞや? というところから
昨今のWeb API事情。なぜWeb APIを学ぶべきなのか
その上で、REST・OData・SOAPの違いとDynamics 365のWeb APIはこうゆうことなのね
という流れになっています。
所感
実は個人的に、一番作るのが大変な資料でした。今までで一番資料を多くあたった気がします。色々と引用も重ねました。
やっぱり、ちゃんとプロトコルとして、仕様がどうなってるのか? というところを調べながら作っていたので
あー自分ちゃんと理解していないなー、とか
こんな仕様だったんだ! みたいな発見
それらを資料としてまとめる難しさ、みたいなものを結構感じました。
特にODataは調べていくうちに、Web APIのプロトコルとして、とても素晴らしい思想で作られているな、ってことが感じられましたし
SOAPはSOAPでレガシーにはなってしまったものの、その設計思想やWSDLという仕組みは、当時の人達がとても工夫しながら作っていたのであろうことが、様々な資料から感じられました
(もちろん、その複雑さが、デファクトスタンダードへの道を閉ざしてしまったのだろうな、というのも感じられましたが)
あと、この発表をしてから見つけたのですが、下の資料がめっちゃわかりやすいです。
やっぱり私自身はWeb APIを使う側が中心なので、Web APIを作る側の人はよりどうあるべきか? という観点を掘り下げているのがいいですねー。