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Tesla API のカスタムコネクタを公開しました PowerApps/PowerAutomate/LogicApps

先日公開した Tesla API の Postman Collection に続いて、今度は Microsoft PowerApps/PowerAutomate/LogicApps 用のカスタムコネクタを公開しました!

github.com

これでローコード・iPaaSでも、Tesla APIを存分に楽しめます!

使い方

使い方は簡単です。Githubで公開しているので、カスタムコネクタ画面の「URLからOpenAPIをインポートします」で、取り込むことが可能です。

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任意の名称を入力し、以下のURLを貼り付けて、インポートしてください。

https://raw.githubusercontent.com/sugimomoto/TeslaAPICustomConnector/main/TeslaAPICustomConnector.json

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あとは、お好みのアイコンを設定すればOKです。

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セキュリティや

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定義情報をいじる必要は特にありません。「コネクタの作成」をクリックして、登録できます。

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認証・テスト方法

認証方法はAccess TokenをAuthorizationヘッダーに指定する方式を採用しています。

小難しいことを言うと、Tesla APIはOAuth 2.0のPassword Grantを使用しているので、Access Tokenの取得は任せることができません。(頑張ればできなくもないですが)

なので、Access Tokenは前回の記事 を参考に手動で取得しておきましょう。

取得後、「新しい接続」を開き

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APIキーの項目に取得したAccess TokenをBearer込みで指定します。

Access Token が「qts-12345」なら「Bearer qts-12345」と、頭にBearerをつけて入力してください。

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あとは任意のアクションを実行できます。一番最初はVehiclesなどで、車両IDを特定するのが良いでしょう。

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なお、Access Tokenは45日間有効です。

作例

このカスタムコネクタを使って、毎日テスラのデータ収集と、バッテリーの使用状況の可視化を行ってます。

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私は自宅に充電設備が無いので、どのくらいバッテリーを日々消費しているか可視化するのは、次の充電タイミングの予測のためにもとても便利です!

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終わりに

全部のエンドポイントをカスタムコネクタで叩いてみたわけではないので、色々と調整が必要な部分もあると思います。

何かあれば、GithubのIssueまで連絡ください。

github.com