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Power BI で Slack の利用状況を可視化しよう!How to use Power BI Template & CData Power BI Connectoer

この記事では、Power BI Slack 利用状況可視化レポートの使い方を解説します。

実行すると、自身のSlack環境に接続でき、以下のようなレポートが自動で表示されます!

レポートは初期状態でチャネル名やユーザー名を伏せた状態になるので、このままキャプチャしたものを公開してもSlack内の情報が漏れることは無いので安心してください。

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Report のTemplateは以下のURLから入手できます。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdatajbuilds/sugimototest/SlackPowerBI.zip

Power BI Report Templateの作成には、Power BI の Microsoft MVP である清水さんにご協力いただきました! ありがとうございます!

twitter.com

清水さんは他にも様々なレポートを公開しています。是非見てみてください。

qiita.com

必要なもの

実施にあたり必要なものは以下のとおりです。

  1. Power BI Desktop ※古いバージョンの場合、Templeateが利用できない可能性があるため、最新バージョンをインストールしてください。

  2. Power BI Slack Report Template(こちらからダウンロード https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cdatajbuilds/sugimototest/SlackPowerBI.zip

  3. CData Power BI Slack Connector (https://www.cdata.com/jp/drivers/slack/powerbi/

  4. Slack アカウント

注意事項

  1. 無償版 Slack の場合、1環境に登録できるアプリが10までとなっているため、すでに10個アプリを接続している場合は、使用することができません。

  2. 無償版Slackの場合、取得できるメッセージの上限が10,000件までです。そのため、チャネルによっては、

1. CData Power BI Slack Connector のダウンロード・セットアップ

まず Power BI から Slackに接続できるようにするために、CData Power BI Connector を入手します。

以下のURLから30日間のトライアル版がダウンロード可能です。機能制限は無いため、今回はそのまま利用できます。

https://www.cdata.com/jp/drivers/slack/powerbi/

ダウンロードをクリックし

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「ダウンロード評価版」を選択します。

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必要情報を入力して、「ダウンロード」をクリックしてください。

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ダウンロードした、インストーラーはそのまま次へ次へと進めれば、完了します。

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2. Slack への接続設定

インストール後、以下のような画面が立ち上がるので、特に何も入力せず「接続のテスト」をクリックしてください。

(ProxyServerなどを経由したい場合は別途設定ができます。わからないことがあれば、私のTwitterFacebookまでどうぞ。@sugimomoto)

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「接続のテスト」をクリックすると、OAuth認証処理が開始されるので、ログインするSlackのアカウントを選択した後、接続の許可を行います。

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最終的に以下のような画面が表示されれば、接続構成はOKです。

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3. Report Template を立ち上げる

最後にダウンロードした Report Template を開きます。

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立ち上げるとODBCの接続情報入力が表示されるので「CData Power BI Slack」と入力します。(※スペースなどに気をつけてください)

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すると、先程接続構成を行ったSlackからデータの取得処理が開始されます。

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取得が完了すると、以下のようにレポートが表示されます。

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4. よかったら FacebookTwitter でシェアしてください。

Facebook で Power BI Groupがあるので、是非投稿してください。

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