【Dynamics CRM】【Excel連携】インポート処理の仕様変更?
Dynamics CRM 2015 Update1だと思われるのですが、Excelのインポート処理の仕様が変わっている感じがします。
気になっている点
Excelで一括インポートを実施する際、検索フィールドを含めた状態でインポートを実施すると、処理の流れがCreate一発で終わらないんですね。
いったん検索フィールドを含まないレコードが作成され、そのあとに更新処理が走り、検索フィールドを参照していっているような処理の流れになっています。
手順
取引先担当者エンティティのインポートテンプレートをダウンロードし、以下のようなデータを作成します。
検索フィールドは【会社名】で、とりあえず初期のサンプルデータを参照するように構成し、データはとりあえず1000件としました。10件とかでも発生はします。
普通にインポートを実施します。
インポート中の内容を確認します。
レコードが作成されてきたと思ったら、【会社名】が含まれていません。
でも、しばらくすると、【会社名】が入力されていきます。
監査履歴を覗いてみると、一目瞭然。
【会社名】以外が作成された後、【会社名】の更新が走っています。
困ったこと
これの何が一番困るって、ワークフローやPluginで検索フィールドの値を使用していると、その値を扱うことができないのです。
コンソールなどから処理するプログラムや通常のレコード作成では問題が無い模様で、あくまでインポート処理だけで発生しています。
何か続報がわかり次第、またBlogに記載しようと思います。