2月20日にWindows女子部で「Dynamics 365 Customer Engagement 理解のススメ -サブスクリプションビジネスモデルから読み解くカスタマーサポート機能活用のポイント-」の発表をしてきました
久しぶりに Dynamics 365 一色なセッションを2月20日にWindows女子部で発表してきました。
(Burikaigi 2019ではちょっといろいろ手を出していたのと共同セッションだったので、また今回は毛色が違いますね。)
第して、「Dynamics 365 Customer Engagement 理解のススメ -サブスクリプションビジネスモデルから読み解くカスタマーサポート機能活用のポイント-」
以下でセッションスライドを公開しています。
なんでこんな発表をしようと思ったのか?
今回 Windows 女子部という、あまり普段 Dynamics に馴染みが無い層の方々向け、ということを考えていた部分もありますが、
おそらく大きく影響したのは私自身が「SIerでは無くなったこと」が大きなきっかけとしてあるなと思います。
視点が実際にCRMを使って、業務を効率化したり、可視化する側のエンドユーザーサイドに立ったことで、今までの自分自身の知っているコンテンツを棚卸しし、かつ私自身のエンドユーザー経験も踏まえて、Dynamics ってこういうことじゃないの? というお話をまとめてみたいなーという野望がありました。
かつ、昨今 Power Platform (Power Apps / Power BI / Flow)が広まって、徐々に認知されるようになってきた Dynamics 365 シリーズですが、まだ実際に触った方は少ないのではないかなと思うので、そもそも Dynamics 365 を理解するためには、何から始めるべきなのか? という下地の部分を訴えてみたかったところもあります。
機能とかデータモデルとか触ってみるとかのその前に、「考え方」「捉え方」から伝えてみたい。それが以下の1スライドのメッセージでも掲げられているところかなと思っています。
Dynamics 365 CEを理解するためには Dynamics 365 CE を知る・触るよりも前に 何かの課題を解決しようとした ビジネスモデル・手法を理解する必要がある
それをより明確に伝えるため、昨今のビジネスモデルの流れ、サブスクリプションビジネスモデルを取り上げることで、よりよく Dynamics 365を理解するための礎になればという感じでした。
個人的にテクニカルな内容は5%くらいで、かなり新しい試みのセッションになりました。
すごく独断と偏見と経験にまみれた内容ではあります。(Microsoftはこんなことを言ってはいないw)
でも、ビジネスモデルに多様な「解」があるように、おそらくこれも一つの「解」なのだと思って見てもらえると嬉しいです。
今後 Dynamics 365 の導入を予定されている会社の参加者からも「すごく参考になった、ここのなぜ? どうやって?使うのかという意識の部分は、私の会社でも根付かせていかなければいけない」といったコメントをいただけて、個人的な棚卸しも含めてとても有意義なセッションだったなと思います。
せっかくなので、このあたりの「考え方」の部分は、今後もどこかで発表しつつ棚卸ししていきたいなと思った次第です。