【API Memo】ParabolaはExcelで苦闘している人々を救う――簡単プログラミング・アプリが220万ドルを調達
Techcrunchで気になるニュースがありましたのでメモ。
Parabolaという、クラウド上での簡単プログラミングアプリが220万ドル調達したとのことです。
Parabola公式サイトはこちら。
ぱっと見IFTTTやMicrosoft Flowなどといった、クラウドサービスワークフローの一種かな、というのが初見の印象ですが、Parabola自身が想定しているユースケースはもうちょっと違う感じです。
Techcrunchでは以下のように紹介していて
Parabolaが想定しているのは財務や販売の専門家で、Excelのシートを数十枚開き、数百ステップのマクロを実行しなければならないような作業を日常行っているユーザーだ。Parabola上で作業をモデル化すれば、あとは表計算シートの仕様による細部の修正などに煩わされることなく、処理が実行できるという。
ExcelやGoogle Spread Sheetのような表計算のデータを扱うのに長けたプログラミングアプリ、らしいです。
基本的には以下のように、入力元、出力先、そして変換処理過程を描いていくのですが
変換用のModuleがとても多いです。(以下、Google日本語翻訳に通したものです。)
ここから察するに、表計算ソフトのデータをベースとした簡易クラウドETL+ワークフローアプリケーションと言った方が馴染みやすいかなと個人的には感じました。
たぶんここのModuleの多さが、このParabolaの強みなのかなと感じます。あとUIが使いやすそう。
なお、データソースとして使用できるものは、現在以下の26種類。まだそんなに多くない印象ですが、APIの口があるので、いろんなアプリと繋ぐベースはある感じです。このあたりのAPIを通じたクラウドサービスコラボレーションはまだまだ広がりを見せますね。
これからに期待なクラウドサービスでした。