【API Memo】STORES.jpとオープンロジの物流部門における戦略的パートナーシップ。オープンロジのAPIをベースに実現
以下のニュースが興味深かったので取り上げてみます。
最短2分でネットショップを作成できるSTORES.jpを運営する、ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社は、物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジと業務提携し、STORES.jp利用者向けに商品保管・配送代行を行う「倉庫サービス」を正式に開始した。
もとのプレスリリースはこちら。
ネットショップにおける受注から発送までを、STORES.jpのサービスをベースに、オープンロジのAPIを駆使しながら自動化を目指すようです。
STORES.jpにはいくつかサービスがあるみたいですが、メインの組込対象サービスはSTORESの倉庫サービス
プレスリリースでも以下のように述べられてます。
STORES.jpの倉庫サービスは以前より存在しておりましたが、より多くのお客様のニーズに応えるべく、オープンロジAPI 連携を行い、リニューアルいたしました。
表に出ているのは、完全にこの倉庫サービスで、エンドユーザーはSTORES.jpの倉庫サービスをインターフェースとして、内部のビジネスプロセスの連携にオープンロジのAPIが使わているようです。
こういったビジネスプロセスのマイクロサービスとして、APIが使われているアプローチはいいですね。
オープンロジは物流アウトソーシングサービスですが、かなり高機能なAPIも公開されているみたいです。
日々の物流業務をもっと効率的に。物流アウトソーシングサービス OPENLOGI
APIドキュメントは以下から。
商品登録から、入庫・出庫まで、まさに物流のアウトソーシングをAPIベースでできてしまう雰囲気のAPI。
認証方法はOAuth。結構きれいなREST Ful APIといった感じ。
テスト環境もあるみたいなので、私自身倉庫業務とは無縁なビジネスをしていますが、これはちょっと使ってみたいところ。
このアプローチは、寺田倉庫のminikuraと同じですかね。ビジネスモデルそのものを、API化してしまって、データだけでなく、ビジネスプロセスそのものを動かせるサービス。