Morning Girl

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Windows版MongoDBのインストール・MongoShellを通してCRUDコマンドを打ってみる

というわけで前回に引き続き、MongoDBのインストールと、一通りのCRUD操作をMongoShellから打ってみたいと思います。

インストールしたのは、MongoDB 3.6.1のWindows版です。

下の公式マニュアルを参考にすれば、そこまで難しくなくインストールすることができます。

Install MongoDB Community Edition on Windows — MongoDB Manual 3.6

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MongoDB事始め。個人的まとめ

去年から触っているMongoDBですが、

あまりまとめる時間が無かったので、冬休みの娯楽として色々とまとめてみました。

Mongo DBって?

ドキュメント指向NoSQLデータベース一つです。

www.mongodb.com

MongoDBではリレーショナルデータベースとは違い、以下のようなJSON(正しくはBSON)形式のデータを格納して扱うことができるデータベースです。

IDが振られたデータをRDBで言うところのレコード(MongoDBではドキュメントと呼ぶ)でBSONを管理し、この単位で基本的な操作を実行します。

{ "_id" : ObjectId("5a4c7c92b3312b72b4d719f7"), "name" : "kazuya", "age" : 30 }
{ "_id" : ObjectId("5a4c7ccbb3312b72b4d719f8"), "name" : "hitomi", "loves" : [ "banana", "strawberry" ] }
{ "_id" : ObjectId("5a4c7cd6b3312b72b4d719f9"), "name" : "yuta", "loves" : [ "apple", "strawberry" ] }

はじめに型を定義する必要は無く、JSONの形式に則って、スキーマレスにデータのCRUD操作を行うことができます。

なので、上記ドキュメントを見ると、一つ目のドキュメントで、lovesのフィールドが存在しないことがわかるかと思います。

このように途中のドキュメントからスキーマ構造を変えたり、オブジェクトを追加して階層構造を深くしたり、ということも柔軟に実施することが可能です。

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Azure Functions でKintoneに登録された情報を元に、Twitter自動投稿するBotを作ってみた

冬休みを利用して、Azure Functionsを利用したTwitter 自動投稿Bot を作っていました。

f:id:sugimomoto:20180101185230p:plain

本当はAzure FunctionsのTimer Triggerでもよかったんですが

後々外部から叩くこともあるかなぁっていうのと、Azure FunctionsだけにTimerの依存を増やすのもいやだなぁというので、Azure Schedulerで実行する方式にしました。

どんな感じに動くの?

Kintoneには以下のようにツイートするデータを管理するアプリを作っています。

あと、二重投稿防止と、ツイートが偏らないようにするための最終投稿日のフィールドを持たせています。

f:id:sugimomoto:20180101185240p:plain

これを元に、私のタイムラインへ以下のように投稿されます。

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InstagramのAPIの使い方と制限。CData Instagram Excel-addinで使うところまで

最近ちまちまと投稿しているSNS周りのAPIを利用するにあたっての設定方法。

今回はInstagramです。

私も一応ご多分に漏れず、Instagramを使っていますが、主にFacebookTwitterへ一括投稿するためのハブのような使い方をしていて、あまり有効活用できていない気がします。

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まあ、それはそれとして、Instagramの隆盛はとどまるところを知らない感じです。

APIを使って、色々とビジネスに活用したいという話も尽きませんので、今回はそのAPIを使うための諸々を書き留めておきたいと思います。

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Twitterのアクセストークン等の取得方法とDirectメッセージを取得するために必要な設定

Twitter API、楽しくて便利なんですが、いつもこのAccess Tokenの取得・設定方法を忘れてしまって、調べ直している気がするので、個人的なメモとして残しておきたいと思います。

後、Permissionを変更しないと、DirectMessageが取得できないので、そのあたりにも触れながら。

最終的には以下の4種類の情報を取得することをこの記事では目的にしています。

・Consumer Key (API Key)

・Consumer Secret (API Secret)

Access Token

Access Token Secret

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Google SheetsのデータをCData Driverを使って、Power BIで表示してみる(OAuth周りの設定を中心に)

こうゆうお仕事をしていると、お客様のデータ管理プラットフォームについて色々とお話することがあるのですが

その中で意外と使われているなぁと感じているのがGoogle Sheetsだったりします。

特にGoogle Appsをメインのメールやスケジュール基盤として使っているところは自ずとGoogle Driveを使うことになり、

KintoneやDynamicsなどのアプリを使うまでも無いものは、Google Sheetsで共有しながらデータ管理って、ままあるんじゃないでしょうか?

そして気がつけばGoogle Sheetsが肥大化して、あちらこちらに情報が存在する。みたいな。

ファイルサーバのExcel状態です、って言えばイメージが湧きますかね?

こうなってしまうとデータを集めてBIツールへ取り込むのも一苦労なんですが、今回はそんなGoogle SheetsのデータをPower BIで直接アクセスして、データの流し込みができるところまでをCData GoogleSheets Driverを使いながらやってみました。

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CData API Server(Windows版)を使ってKintoneのWeb APIをOData形式に変換する(API Server拡張ドライバー追加方法)

今日はTips的な投稿を。

CData API Serverは基本的には、MySQLSQL Serverなどのデータベースを手軽にAPI化できるという機能を保持しているのですが、それ以外の機能として既存のSaaSなどが提供しているRESTやSOAPといったWeb APIをOData形式に変換して、公開することができるコネクタのような役割も提供しています。

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www.cdata.com

なので、今回はKintoneのWeb APIをOdata形式に変換するため、API ServerへKintoneのドライバを追加する方法と、設定手順をまとめてみました。

ちなみにこれで何がしたいかと言えば、以前に紹介したDynamics 365仮想エンティティの機能でKintoneのデータを表示したい! という野望を達成するためです。

bit.ly

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