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Azure Datafactory(V2)にSSIS(SQL Server Integartion Service)パッケージをデプロイしてみた

この前Azure Datafactoryの記事を書いたんですが

kageura.hatenadiary.jp

勉強会でAzure DatafactoryV2なら、SSISパッケージをデプロイして、実行できる! というのを聞きまして、試してみました。

docs.microsoft.com

Azure で SSIS パッケージを配置、実行、および監視する | Microsoft Docs

ちなみにこの記事はMicrosoft Azure Advent Calendar 2017の23日目です!

qiita.com

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SharePointのデータをPowerShell+ CData ODBC Driverを利用して、Azure SQL Serverにレプリケートしてみる

CData Software User Group Advent Calendar 2017もとうとう22日目となりました。

qiita.com

もう年末まで1週間ほどですね。

さて、今回はCData Driverの中でも、意外と問い合わせがあり、使っている方が多いらしい機能、Replicateについて触れていきたいと思います。

Replicate機能って何?

CData Driverでは、キャッシュ機能と呼ばれる、クエリ結果を対象のDBにキャッシュし、データクエリのパフォーマンスを向上させたり、Offilineで使ったりすることができるキャッシュ機能をサポートしています。

cdn.cdata.com

キャッシュは設定にもよるのですが、基本的にはクエリを実行した時に、そのクエリ結果のみを控えます。

それに対して、Replicate機能は明示的に、対象テーブルを別なDBにまるまるコピーすることが可能で、かつ自動的に新しい行の追加、変更された既存の行の更新、削除された行の削除を行います。

cdn.cdata.com

さて、この機能、私自身結構何が嬉しいの?(中の人が言うことじゃない)って感じの機能だったんですが、思いの他展示会でも、サポートでも問い合わせがあります。

特にお話にあがるのは以下の2点

クラウドデータのバックアップのため]

結局クラウドのデータの管理って、SaaSベンダーさんのコントロール次第なところが、いい意味でも悪い実でも存在してしまうんですよね。そこを完全にデータベースのバックアップ・復元可能とまでは行かないまでも、最悪の手段としてローカルDBに保持しておきたいという要望はままあるようです。

[BIのため]

ポイントは2つで、大量データのアクセススピードの担保と多様のデータ変換方法の確保です。いくらネットワークが高速化しようと、TCP/IPレイヤーはやはりローカルのアクセススピードに叶いません。そこをローカルDBにレプリケートすることで担保しようという方も居ました。

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Azure Data Factoryを使って、API Server(OData)経由でSharePointからAzure SQLにデータをコピーしてみる

今日は最近気になっていたAzure Data Factoryを触ってみました。

ただ、Azure Data Factoryって何?って声も多いと思うので、まずざっくりと概要です。

個人的には、Azure 版SSISSQL Server Integration Service)って呼んじゃっていますが

公式から引用すると、クラウドの完全管理型 ETL/ELT サービスっていうのが一番しっくりくるかと思います。

azure.microsoft.com

2年前のですが、以下のBlogがとてもわかりやすくて参考になりました。

sqlazure.jp

日本マイクロソフトの大田さんのセッション資料もとてもわかりやすいです。

docs.com

最近V2もプレビューに入り、SSISとの統合もさらに進んで、今なかなか注目(個人的に)のAzure PaaSの一つです。

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PowerBIでAzure Redis Cache へ接続してソート済みハッシュ型のランキングを構成してみる

先月、Redisの記事を色々と書いていたので、さあ今度はAzure Redisと接続して色々と試してみよう! と思って色々調べていたら

なんと、まだAzure Redis CahceにPower BIって繋がらなかったんですね!?

以下のPoewr BI Ideasにスレッド? はありましたが。

Redis – Microsoft Power BI

これは、繋ぐしかあるまい! と思い、本日はAzure Redis CahceをPower BIで分析できるようにCData Redis Driverを利用してみたという記事になります。

ちなみに、この記事はMicrosoft Power BI Advent Calendar 2017 の17日目です!

qiita.com

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第6回JDUC(Japan Dynamics User Community)勉強会イベントレポート

今日は12月13日(水)に開催した第6回JDUC(Japan Dynamics User Commnity)のイベントレポートをお送ります。

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今回私も1セッション担当させてもらいました!

なお、このレポートは「CData Software User Group Advent Calendar 2017」の15日目です!

qiita.com

もう年明けまで折り返しですね。

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請求書作成サービスMisocaのデータをPower BI ☓ CData REST ODBCドライバーを利用して分析できるようにしてみる

以前の記事で、REST Driverを利用したExcel Add-inでの連係方法を紹介しましたが、

kageura.hatenadiary.jp

今回はもう少し実践的な内容で、ビジネスアプリケーションのAPIをCData REST ODBCドライバー経由で、Power BIに繋げてみようと思います!

対象とするサービスは、SaaSの請求書作成サービスであるMisocaです。

請求書作成サービス「Misoca」

詳しくは以下のページからどうぞ!

www.misoca.jp

Misocaを使えばたった1分で請求書・見積書・納品書の作成が可能です。 メール送付・PDF発行・リンク共有・郵送もワンクリックで完結。 経理業務の手間を大幅に効率化します。 また、見積書から注文書・請求書への変換や、請求書から領収書・検収書の作成もカンタンに行えます。転記ミスや記入漏れなどの心配はもうありません。 エクセルでは実現できなかった経理業務の苦労を、Misocaでは解決します。

MisocaではREST APIを提供しており、OAuth 2.0の認証経由でアクセスすることができます。

以下で詳しいドキュメントを公開しているので、どうぞ。

Misoca API について · Misoca(ミソカ) API

具体的なAPI仕様はSwaggerで公開しているのがありがたいです。

Misoca API

アクセスできるデータの種類は、Contact(取引先)とEstimate(見積書)の2種類で

最終的には、以下のようなイメージで、Misocaに格納されているEstimateデータをPower BIで表現できるようにしたいと思います。

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なお、この記事はCData Software User Group Advent Calendar 2017の12日目です。

qiita.com

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SharePointのデータをSQL Serverリンクサーバー+CData ODBC Driverを利用してデータベースのようにアクセスできるようにしてみる

SQL Serverの機能の一つ、リンクサーバーってご存知ですか?

不勉強なことに、私は今の会社に入社するまで知らなかったんですが、これがなかなかおもしろい機能なのです。

公式サイトからの画像がわかりやすいので、引用してみました。

リンク サーバー (データベース エンジン) | Microsoft Docs

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上記イメージのように、つまるところSQL Serverのデータベースにアクセスするような形で、OracleAccessなんかにアクセス(OLE DB プロバイダ経由)することができるようになるという、面白い機能です!(知っている方からすれば、当たり前じゃんと思われるかもですが)

そして、今日はこのリンクサーバー機能を拡張して、SharePointにアクセスできるようにする方法を紹介したいと思います。

ちなみに、この記事はOffice 365 Advent Calendar 2017の12日目です!

adventar.org

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