【Dynamics 365】【8.2新機能】【Azure】Azure SQLにDynamics 365データを複製する機能「Data Export Service」を使ってみた その1
今回は新しく追加された機能の中でも、ちょっと特殊な立ち位置である、Data Export Serviceを見ていきたいと思います。
※なお、設定手順があまりにも長過ぎたので、記事をわけました。
Microsoft Azure SQL データベースで Microsoft Dynamics 365 (オンライン) データを複製します。
Data Export Serviceって?
簡単に言ってしまえば、Dynamics 365に存在する任意のエンティティのデータをAzure SQLにそっくりそのまま同期するサービスです。
Dynamics 365のオンプレミスであれば、SQL Serverを覗くことができますが、あのようなデータベースをAzure SQLベースで確認・利用できます。
また、データだけでなく、Metadata、フィールドの追加や削除の情報も連携されますので、カスタマイズの変更を意識することなく、データを同期してもらえます。
続きを読む2017年Microsoft MVP アワード「Business Solutions」を受賞しました!
あけましておめでとうございます! 新年最初の投稿になります。
そして、新年早々とてもいいお知らせをいただきました。
なんと2017年Microsoft MVP アワード「Business Solutions」を受賞することができました!
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【Dynamics 365】【8.2新機能】【Xrm.Page】EditableGridのクライアント拡張を試してみた
以前の記事でEditableGridの基本的な使い方、設定方法を紹介しました。
標準でも結構便利なEditableGridですが、フォームなどと同様にJavaScriptおよびXrm.Pageオブジェクトをベースとした拡張性がサポートされています。
今回はEditableGridがサポートしている拡張性の全体的な概要と簡単なサンプルスクリプトをお伝えしたいと思います。
続きを読む【Dynamics 365】【8.2新機能】【JavaScript】列にアイコン表示機能を試してみた
前回まではDynamics 365(8.2)で追加された新機能の、主に標準・設定周りを見ていきましたが、今回から徐々にSDK周りをあさっていきたいと思います。
情報元は主に「開発者向けの新機能: Microsoft Dynamics 365」からです。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg309589.aspx
そして、今回は今まで要望がありつつも、実現しようとしたら、SSRSなどの開発が必要になっていた、列へのアイコン表示機能です!
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg328457.aspx#BKMK_CustomIcons
どんなことができるかは、以下の画面キャプチャを見てもらったほうが早いですね!
これは営業案件のビューで受注確率に応じたアイコンを表示しているものです。(50以下ならエラーアイコン、51~70なら警告アイコン、71~100なら正常アイコン)
こんな感じで、今まで物足りなかった一覧画面にアイコン情報をプラスすることができるようになります。
ちなみにサポートされているのは「16☓16」サイズのアイコン表示とTooltipメッセージのみです。
行の色付けなどをしたい場合は、サポート外のDOMアクセスなどが必要になってしまうので、注意しましょう。(というか使わないようにするべきですね。アップデートでどうなるかわかりませんから)
続きを読む【Dynamics 365】【Office365】【Exchange】Dynamics 365 App for Outlookを使ってみた
すいません、Office365 アドベントカレンダー、12月21日用だったんですが、遅くなってしまいました。。。
去年はDynamics CRM(365)とOffice365の様々な連携を紹介したんですが、今年はDynamics 365になってさらに機能強化された「Dynamics 365 App for Outlook」を取り上げてみたいと思います。
続きを読む【Dynamics 365】【8.2新機能】【Preview】アプリデザイナーとカスタムアプリの作成:プレビュー
Dynamics 365になって、アプリという概念が新しく追加されました。
プレビュー機能: アプリ デザイナーを使用して、カスタム ビジネス アプリを設計
実際に、Dynamics 365のメニューでは以下のような形でアプリが選べるようになっています。一番単純な営業(Sales)やサービス(Customer Service)が初期状態ではアプリが構成されています。(※Dynamics 365 ? customは全部表示されている以前までのDynamicsにアクセスできます。管理者向けの形ですね。)
例えば、Customer Serviceを選択すると以下のDynamics 365画面が表示されます。
アプリはそれぞれでサイトマップを持っているので、メニューを開くと、必要なコンポーネントだけが表示されることがわかるかと思います。
ダッシュボードもこのアプリで定義されたものしか表示できません。
ちなみにPower Appsでアプリを構成・開発しても、ここで表示されます。
なお、まだこの機能はPreviewらしいです。こんなに全面に出ていながら、プレビュー機能というのも不思議な感じですが……。
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