【Dynamics 365】【8.2新機能】【Xrm.Page】EditableGridのクライアント拡張を試してみた
以前の記事でEditableGridの基本的な使い方、設定方法を紹介しました。
標準でも結構便利なEditableGridですが、フォームなどと同様にJavaScriptおよびXrm.Pageオブジェクトをベースとした拡張性がサポートされています。
今回はEditableGridがサポートしている拡張性の全体的な概要と簡単なサンプルスクリプトをお伝えしたいと思います。
続きを読む【Dynamics 365】【8.2新機能】【JavaScript】列にアイコン表示機能を試してみた
前回まではDynamics 365(8.2)で追加された新機能の、主に標準・設定周りを見ていきましたが、今回から徐々にSDK周りをあさっていきたいと思います。
情報元は主に「開発者向けの新機能: Microsoft Dynamics 365」からです。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg309589.aspx
そして、今回は今まで要望がありつつも、実現しようとしたら、SSRSなどの開発が必要になっていた、列へのアイコン表示機能です!
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/gg328457.aspx#BKMK_CustomIcons
どんなことができるかは、以下の画面キャプチャを見てもらったほうが早いですね!
これは営業案件のビューで受注確率に応じたアイコンを表示しているものです。(50以下ならエラーアイコン、51~70なら警告アイコン、71~100なら正常アイコン)
こんな感じで、今まで物足りなかった一覧画面にアイコン情報をプラスすることができるようになります。
ちなみにサポートされているのは「16☓16」サイズのアイコン表示とTooltipメッセージのみです。
行の色付けなどをしたい場合は、サポート外のDOMアクセスなどが必要になってしまうので、注意しましょう。(というか使わないようにするべきですね。アップデートでどうなるかわかりませんから)
続きを読む【Dynamics 365】【Office365】【Exchange】Dynamics 365 App for Outlookを使ってみた
すいません、Office365 アドベントカレンダー、12月21日用だったんですが、遅くなってしまいました。。。
去年はDynamics CRM(365)とOffice365の様々な連携を紹介したんですが、今年はDynamics 365になってさらに機能強化された「Dynamics 365 App for Outlook」を取り上げてみたいと思います。
続きを読む【Dynamics 365】【8.2新機能】【Preview】アプリデザイナーとカスタムアプリの作成:プレビュー
Dynamics 365になって、アプリという概念が新しく追加されました。
プレビュー機能: アプリ デザイナーを使用して、カスタム ビジネス アプリを設計
実際に、Dynamics 365のメニューでは以下のような形でアプリが選べるようになっています。一番単純な営業(Sales)やサービス(Customer Service)が初期状態ではアプリが構成されています。(※Dynamics 365 ? customは全部表示されている以前までのDynamicsにアクセスできます。管理者向けの形ですね。)
例えば、Customer Serviceを選択すると以下のDynamics 365画面が表示されます。
アプリはそれぞれでサイトマップを持っているので、メニューを開くと、必要なコンポーネントだけが表示されることがわかるかと思います。
ダッシュボードもこのアプリで定義されたものしか表示できません。
ちなみにPower Appsでアプリを構成・開発しても、ここで表示されます。
なお、まだこの機能はPreviewらしいです。こんなに全面に出ていながら、プレビュー機能というのも不思議な感じですが……。
続きを読む【Dynamics 365】【8.2新機能】エディタブルグリッドを使ってみた 機能確認編
Dynamics CRM(365)個人的待望の機能、エディタブルグリッド(編集可能な一覧)がリリースされてましたね!
今までは、FormScriptなり、埋め込みHTML+JavaScriptなりで、いろいろと試行錯誤して実現してきた機能かとは思いますが、今回のリリースで正式採用されました。
https://technet.microsoft.com/library/dn531078.aspx#BKMK_EditableGrid
以下のような形で、一覧画面(グリッド)上で編集することができるようになります。グループ化もサポートされました。
今回はまず、その機能について、網羅的に確認していきたいなと思います。
そして、次回の記事で具体的な設定方法について、お伝えします。
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